Updated 2014.02.18
出版社 | ソフトバンククリエイティブ(株) | |
シリーズ名 | イチバンやさしい理工系 | |
出版日 | 初版第1刷2011.04.27, 第2刷2011.12.01 | |
出版社ホームページ | 本書紹介ページ | |
価格 | 1,575円(税込み) | |
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正誤表 | 初版第1刷正誤表 | |
本書を置く図書館 | 北海道17, 神奈川県34, 東京都86, 東京の大学19, 千葉県39, 埼玉県36, 群馬県16, 栃木県14, 茨城県21, 静岡県29, 愛知県39, 岐阜県10, 大阪府21, 兵庫県15, 広島県17, 山口県11, 福岡県26, 鹿児島県10 (10館以上の都道府県のみ記載) 神奈川県立図書館、川崎市立図書館、横浜市立図書館、藤沢市立図書館、東京都立図書館、葛飾区図書館、神戸市図書館、白石市図書館、北本市図書館、さいたま市図書館 |
日付 | 内容 | リンク |
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2013.12.16 | 電子書籍として出版されました。 | |
2013.08.25 | 韓国のハンサン出版社から「テヨンジェンジウィ キボン」という題名で韓国語版が刊行されました。 | |
2012.12.10 | 台湾の三民網路書店から「太陽電池:未來能源的終極王牌,太陽光發電技術」という題名で台湾語版が刊行されました。 | |
2012.09.15 | 中国の科学出版社から「太陽能電池大掲秘」という題名で台湾語版が刊行されました。 | |
2011.12.01 | 初版第2刷(1200部)刊行しました。第1刷の間違いを修正しました。 | |
2011.11.11 | 正誤表に修正箇所を追加しました。 | 第1刷正誤表へ |
2011.11.07 | 重版(1200部)が決定しました。 | |
2011.06.09 | サイエンスポータル「科学のおすすめ本」で紹介されました。 | 書評コーナーへ |
2011.06.05 | 神尾祐子さんがfacebookを通じて感想をよせられました。 | 書評コーナーへ |
2011.06.01 | 読者からの指摘で、地球が太陽から受け取るエネルギーの値に3桁の間違いがあることがわかりました。 004項(p.16)地球が太陽から受け取るエネルギーは石油換算で年間1000億トン→100兆トン(面目ありません!) | 正誤表へ |
2011.05.25 | ライブドアブログ「家庭の太陽光発電システム」で「太陽電池のキホンという本」として紹介されました。 | 書評コーナーへ |
2011.05.16 | つるかぶとさんがTwitterで本書を紹介しています。 | 書評コーナーへ |
2011.05.15 | 本書が毎日新聞5月15日朝刊第10面(今週の本棚)で紹介されました。 | 書評コーナーへ |
2011.05.13 | 本書がタウン誌「タウンニュース」で紹介されました。 | 書評コーナーへ |
2011.05.13 | この本に関するQ&Aコーナーを設けました。 | Q&Aコーナーへ |
ストップ地球温暖化。さらば原発依存。全地球的に持続可能社会におけるエネルギー政策の大転換が求められています。現在、世界のエネルギー供給は、80%を石油、石炭、天然ガスなど炭素をベースとする枯渇性の化石エネルギーに、6%を安全性の問題を抱える原子力に依存しています。持続可能社会の実現は、現在0.2%しかない自然エネルギーの比率をどこまで高めるかにかかっているといっても過言ではないでしょう。 自然エネルギーの中でもっとも期待されているのが太陽電池ですが、従来のエネルギー源を置き換えるには、まだまだ力不足です。もっと高効率で低コストかつ省資源の太陽電池を開発しなければなりません。このためにはもっと多くの人々が太陽電池に参画し、基礎に立脚した研究開発を進めていただかなくてはなりません。 「太陽電池」と名のつく解説書は、多数本屋さんの書棚に並んでいます。太陽電池に関心のある理科好きの青少年が、一般向け解説では飽きたらず一歩先に進もうと専門的な教科書を開くと、半導体やpn接合というところで、壁に当たってしまいます。一般向けと専門家向けの間をつなぐ理工系の入門書が意外に少ないのです。 本書は、これから太陽電池を学ぼうとする高校生、高専生、大学生、あるいは、他分野で働く社会人が、スタートラインに立つために、太陽電池およびそれを支える半導体、半導体デバイスの基礎知識を提供することを目的としています。 最初は、概略的なところから出発しますが、読み進むにつれて、太陽電池にはどういう科学技術的背景があるのか、今後どういう方向で研究が進むのかについて、多少なりとも理解が得られるようにしました。後半ややむずかしいと感じるところがあるかもしれません。重要な点は繰り返して説明しますので、ゆっくりと読み進めながら1つひとつを理解して頂きたいと思います。そうすれば、太陽電池の基本的事項のほとんどがわかってくるでしょう。 本書が、専門的な教科書に進まれる方のよきガイドになれば幸いです。 2011年3月 |