電子物性工学U 佐藤勝昭教官 ‘98.11.13
E-mail: satokats@cc.tuat.ac.jp, Home page: http://www.tuat.ac.jp/~katsuaki/; 教科書:佐藤勝昭編著「応用物性」(オーム社)
第6回(11/6)の学習内容
励起状態から基底状態への緩和
バンド間遷移の場合、伝導帯に励起された電子と、価電子帯に残されたホールが再結合する過程
発光再結合と非発光再結合
励起エネルギーが光として放出されれば発光する。格子振動として放出されれば熱になる。
励起の方法による分類
フォトルミネセンス、エレクトロルミネセンス、カソードルミネセンス、化学ルミネセンス、ピエゾルミネセンス
(カソードルミネセンスに関連して、ブラウン管の仕組みを説明)
自然放出と誘導放出
光の電界を受けて励起状態から基底状態に遷移するのが誘導放出。
laserは,誘導放出による光の増幅という意味の英語の頭文字をとったもの。
レーザが動作するには反転分布が必要。
PL, CL, ELの例を述べよ。 解答PL: 蛍光灯、PDP、CL: ブラウン管、EL: 真性ELパネル、LED, 半導体レーザ
第6回の質問・印象・要望